学会概要

一般社団法人日本疲労学会のホームページリニューアルに伴い、この機会にご挨拶させていただきます。「日本疲労学会」は、2005年に任意学術団体として設立し、2016年からは一般社団法人として活動して来ました。疲労・抗疲労の科学・医学研究、すなわち、慢性疲労症候群および激しい疲労で苦しんでおられる周辺疾患の病因・治療研究、子供さんや高齢者を含めた全年齢層にわたる疲労の分子神経メカニズムとそのソリューション（解決策）研究、東洋医学や伝承医学に基づく疲労回復・過労予防法の開発、労働環境衛生やスポーツ医学の観点からの抗疲労・減疲労アプローチの開発、等々を目指して、毎年、会員・非会員の皆様とともに、日本疲労学会総会・学術集会を開催し、本2024年6月15-16日に、第20回日本疲労学会総会・学術集会を迎えることとなりました。研究者・医療関係者・政策担当者・産業界の皆様が一丸となり、ストレス、睡眠、老化、栄養、休養リカバリーなどの学会・協会とも連携し、創造的で活力ある社会の形成に向けて、日々、努力して参りました。会員の皆様や新たにご参入いただく方々の卓越した英知と渾身の活動により、ともに、世界における超高齢社会を何とか実りある創造的社会にするべく活動していきたく存じます。

理事長（代表理事）　渡辺恭良